2007年春のフランス大統領選の第一回投票と決選投票の間にCEVIPOF(フランス政治研究センター)との共催で行なったインターネット会議を受けて、現在のフランスの政治・社会情勢に新たに目を向けてみよう。政治研究センターの所長及びCSA世論調査機関所長も務めるロラン・ケロルと共に新しい共和国大統領ニコラ・サルコジとその政府が提示している高等教育改革、環境問題、国際政治、左翼勢力の取り込みなどについて議論を深めていく。また、2007年秋のフランス社会の様々な反応についても分析を行う。

世論の構造化の問題、政治に対するメディアの役割とその影響、世論調査等の専門家であるロラン・ケロルは、フランスのマスメディア界の著名人でもある。フランスアンテール、フランス3、ヨーロッパ1、LCI、i-tele やフランス5などに数多く出演している。